赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン「居場所を失った人への緊急活動応援助成」助成団体募集!
中央共同募金会及び全国の共同募金会では、「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」を展開しています。
1.趣旨
新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、経済状況悪化のため仕事や家を失った人たち、虐待やネグレクトなどで家にいられない子どもや若者たち、ストレスから家庭内暴力(DV)のおそれが高まっている家庭など、様々な理由から居場所を失い、孤立する人々の生活課題がさらに顕在化しています。特に、家賃補助等の公的な支援の期限となる本年末には、多くの人が住まいを失ってしまうことが危惧されています。
こうした人たちに対し、相談に乗り、必要な制度の利用を支援する、居場所を提供する、多様なツールを活用してつながりを作り孤立を防ぐなどの支援が、多様な団体・機関によって展開されていますが、いずれの団体・機関も長期的な支援活動に必要な人材や活動資金は十分ではありません。
そこで、居場所を失った人々に対する支援活動を資金面から支援し、このコロナ禍において「誰一人取り残さない(leave no one behind)」社会をつくることを目的として、本助成を実施します。
2.実施主体
社会福祉法人中央共同募金会
3.助成対象
・社会福祉、地域福祉の推進を目的とする非営利団体(法人格の有無不問)
・応募時点で団体が設立されており、助成対象活動(事業)の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
・反社会的勢力及び反社会的勢力と密接なかかわりがある団体でないこと
4.助成対象活動
新型コロナウイルスの影響により、孤立が加速化し、居場所が失われた人や経済的困難に陥った人たちに対する次のような支援活動(事業)で、新しい生活様式に配慮しながら、他機関連携や協働により展開されるものを対象とします。
・相談支援活動 例)心のケアの企画、活用できる公的支援制度の助言など
・生活支援活動 例)生活必需品の提供など(フードバンクは対象外※)
・居場所支援活動 例)DV、虐待被害者へのシェルター提供、居住支援など
・学習支援活動 例)対面やオンラインでの学習支援活動
・つながりづくり活動 例)対面やオンラインによるつながりづくりの活動
・緊急支援活動 例)年末年始の緊急的な相談支援、生活支援(食事・居住)
・その他、孤立を防ぐための先駆的・モデル的な活動
※フードバンク活動については、別途「フードバンク活動等応援助成」を実施しているため、本助成では対象外とします。
5.助成事業の対象期間
2020年12月~2021年12月
6.1活動(事業)あたりの助成額
・1事業あたりの助成上限額は300万円とします。
・公的な補助や多団体による助成を受けていない活動(事業)を対象とします。ただし、他の助成を受けていても、経費の明確な区分が行われることを条件に応募できるものとします。
・第1回助成を受けた団体については、第1回助成事業と期間が重複しない場合または第1回助成事業と異なる内容の事業で申請する場合については、申請可とします。
・第2回助成総額は6,000万円を予定しています。
・寄付の状況によっては、第3回目以降の助成公募を行う可能性があります。
7.応募方法等
・応募締切日 2020年11月20日(金)必着
・応募締切日までに、下記web応募フォームに入力いただき、web応募フォームからA~Jの提出書類をアップロードして送信してください。(メールや郵送での応募は受付ません。)
・web応募フォームURL https://www.akaihane.or.jp/news/15231/
【応募要項及び応募書】
・居場所を失った人への緊急活動応援助成第2回応募書①(Word)
・居場所を失った人への緊急活動応援助成第2回応募書②(Excel)
【web応募フォームに添付する書類】
A 居場所を失った人への緊急活動応援助成応募書①(Word)
B 居場所を失った人への緊急活動応援助成応募書②(Excel)
C 団体としての規約、会則、定款のいずれか
D 2019年度事業報告書
E 2019年度決算資料(活動計算書/損益計算書又は収支計算書)
F 2020年度事業計画書
G 2020年度の収支予算書
H 直近役員名簿 I 実施した活動または予定する活動がわかる既存の資料(チラシ、HPなど)
J 助成金振込口座の通帳2頁目にある金融機関名、支店名、口座番号、口座名義がわかる部分の画像
8.問合せ先
社会福祉法人中央共同募金会 基金事業部 居場所を失った人への緊急活動応援助成担当
TEL 03-3581-3846
E-mail kikin-oubo2@c.akaihane.or.jp